肝臓はゲンキノバロメーター

肝臓はゲンキノバロメーター

肝臓はエネルギー生成の場所というお話を先ほどしました。確かに今振り返ってみると、筆者も肝臓が悪くなった際、毎日体がだるく、体に力が入らない状態でした。ウィルス性の病気だったので、もしかすると肝臓は解毒にめいいっぱいで、タンパク質や脂質で体のパワーを作る余力がなかったのかもしれません。寝込んでいたあの日々は、肝臓の存在をかなり意識して、健康って大事だな〜と痛感した時期でもありました。
肝臓の状態を図る数値はALTとAST(もしくはGPTとGOT)といいます。肝臓の中で働いている肝細胞に含まれる酵素のことです。通常は細胞の中にいますが、細胞に異常があると血液中に流れ出るため、血液検査をして数値が50IU/L以上であれば脂肪肝といった症状の可能性が、また100IU/L以上だとウィルス性の病気の可能性があります。
また、肝臓の数値でγ-GTPというものもあります。これは、アルコールを飲む人ほど関係のある数値です。アルコールが一度に大量に体内に入ると、γ-GTPは分解しようと頑張ります。余剰分のγ-GTPは血中に入ってくるため、結果として血液検査でγ-GTPの数値が高ければその分肝臓に負担がかかっているという結果になります。このように肝臓の状態は血液に出てくるのですね。